涙目や瞳に関する様々な質問にEYEの戦隊 ”フキアゲレンジャー” がお答えします。 |

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Q.涙目になるとどのような症状が出ますか? |
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涙嚢炎といって目頭部分が腫れて痛んだり、押すと目やにが目の方に逆流することがあります。(急性涙嚢炎)
痛くなくても、押すと透明なゼリー状のものが逆流することもあります。(慢性涙嚢炎)
このような状態では、白内障手術中に目の中にばい菌が入る可能生があるので、白内障の手術の前にばい菌を減らす目的で、涙目の手術をする事があります。
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Q.涙目の治療法は? |
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閉塞部位により、涙管チューブ挿入術で治すこともできます。 また、涙の排出路を新たに作る涙嚢鼻腔吻合術
(るいのうびくうふんごうじゅつ)という手法で、90%近い成功率が得られています。
手術は局所麻酔で、所要時間は30分から1時間程度、平均49分です。どちらも日帰り手術で行っています。適応については、診察の上ご相談ください。
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Q.赤ちゃんで「めやに」が出ることがありますが? |
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生まれつき、鼻涙管の鼻腔への開口部が、ひらいていないことがあります。そのため、生後まもなく、涙っぽく
「めやに」 が出ることがあります。
自然に涙道が開通することもありますが、治らない時は、涙道ブジーといって細い金属の棒を使い閉塞部位を破る治療を行います。
ほとんど1回で治りますが、まれに手術が必要になることがあります。当院では近医のブジーで治らない難症例の赤ちゃんも紹介となり、治療しています。
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