小高進の公式ホームページ・600字の教育学
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★2017/12/16(土)★〈Scroll comment〉パソコンが絶不調状態に陥り――ま、それは原因がわかり――完全復活したのだが、パソコンと連動して絶不調に陥った僕のほうが、なかなか復活しなかった。昨夕、精神回路をいろいろいじくり、ようやく立ち上がることができた。 ☆このHPに登場する【市立久太郎中】、【恵美須小学校】、【恵美須&久太郎ネット】を含む校区・団体・人物等はすべて架空のものです。画像はイメージです。

市立久太郎中
12.07
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◆【新・職員室通信】
――――――――――――――――――――――
広瀬Tの授業を観る会
――――――――――――――――――――――

★11月下旬、乱右衛門Tといっしょに広瀬Tの学活の授業(1年3組)を参観(註@)した。
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 いい授業だった。
 僕は、他人の授業を参観しているとき、粗く、次の3種類のどれかの反応をする。
 @=僕も生徒になって広瀬Tの授業が受けたくなる。(註A)
 A=僕も広瀬Tのような授業がやってみたくなる。
 B=大苦戦している授業者にシンパし、カラダがフリーズし、ドドドッ〜と汗が吹きでる。
 きょうは「A」だった。
 授業のつかみ、目標の提示がいい、あたたかな表情、明確な指示&発問もいい。
 特に語りがすばらしい。
 生徒も僕ら参観者も参加させる語りだった。

 今、手元に『教務通信57号(文責 乱右衛門)』がある。
 ここでも、今回の授業が取り上げられている。
 ――「発問・指示等の基本が基準レベルを超えているので授業が安定している(今江田T)」
 ――「教師の表情がよい。笑顔がすばらしい。生徒の表情もとてもよく、楽しい雰囲気で授業が行われていた」(乱右衛門)等とある。
 僕の感覚(感想)を裏付ける記述だ。


――――――――――――――――――――
おお! 富嶽百景だ!
――――――――――――――――――――

★2学年・国語科担当の今江田Tの机の上に「ウィンターワーク」(=冬休みの宿題)の見本が数冊のっている。(既に選択は終了し、注文済みで、この数冊は選択外のようである。註B)
 こういう問題集に掲載された、いわゆる「名作」で、人生を変えられた経験を持つ僕は
これに鋭く反応!
 すぐそばに若い理科担当の新海Tがいた。

 僕「僕は受験用の問題集を読んでいるうちに文学にひかれだした人間だから、こういうワークを見ていると、魂がグラグラするよ……」。
 新海「わたしも試験の問題文がおもしろいので、試験のあとでその本を買ったことがあります……」
 理科教師らしくない、うれしいことを言うではないか!

★そのうちの一冊を手に取る。
 ページをペラペラ、めくると――

《十一月にはいると、もはや御坂の寒気、堪へがたくなった。
 茶店では、ストーブを備えた。
 「お客さん、二階はお寒いでしょう。お仕事のときは、ストーブのそばでなさったら。」と、おかみさんは言うのであるが、私は、人の見ているまえでは、仕事のできないたちなので、それは断った。
 おかみさんは心配して、峠の麓の吉田へ行き、炬燵をひとつ買って来た。
 私は二階の部屋でそれにもぐって、この茶店の人たちの親切には、しんからお礼を言いたく思って、けれども、もはやその全容の三分の二ほど、雪をかぶった富士の姿を眺め、また近くの山々の、蕭条たる冬木立に接しては、これ以上、この峠で、皮膚を刺す寒気に辛抱していることも無意味に思われ、山を下ることに決意した。……》

 「おお! 富嶽百景だ!」
 隣にいる新海Tのことは忘れて、声に出してしまった。
 ここでやめておけばいいのに、設問をみる。
 こういうワークの設問はみてはいけない……と自分に言い聞かせているのに、やはり職業柄、みてしまう。
 対抗意識あるいは道場破り根性が燃え上がるのだろう(*^_^*)。

《山を下る、その前日、私は、どてらを二枚かさねて着て、茶店の椅子に腰かけて、熱い番茶をすすっていたら、冬の外套着た、タイピストでもあらうか、若い知的の娘さんがふたり、トンネルの方から、何かキャッキャッ笑いながら歩いて来て、ふと眼前に真白い富士を見つけ、打たれたように立ち止り、それから、ひそひそ相談の様子で、そのうちのひとり、眼鏡かけた、色の白い子が、にこにこ笑いながら、私のほうへやって来た。
「相すみません。シャッター切って下さいな。」
 私は、へどもどした。
 私は機械のことには、あまり明るくないのだし、写真の趣味は皆無であり、しかも、どてらを二枚もかさねて着ていて、茶店の人たちさへ、山賊みたいだ、といって笑っているような、そんなむさくるしい姿でもあり、多分は東京の、そんな華やかな娘さんから、はいからの用事を頼まれて、内心ひどく狼狽したのである。
 けれども、また思い直し、こんな姿はしていても、やはり、見る人が見れば、どこかしら、きゃしゃなおもかげもあり、写真のシャッターくらい器用に手さばき出来るほどの男に見えるのかも知れない、などと少し浮き浮きした気持も手伝い、私は平静を装い、娘さんの差し出すカメラを受け取り、何気なさそうな口調で、シャッターの切りかたをちょっとたずねてみてから、わななきわななき、レンズをのぞいた。
 まんなかに大きい富士、その下に小さい、けしの花ふたつ。
 ふたり揃ひの赤い外套を着ているのである。
 ふたりは、ひしと抱き合ふように寄り添い、きっとまじめな顔になつた。
 私は、おかしくてならない。
 カメラ持つ手がふるえて、どうにもならぬ。
 笑いをこらえて、レンズをのぞけば、けしの花、いよいよ澄まして、固くなっている。
 どうにもねらいがつけにくく、私は、ふたりの姿をレンズから追放して、ただ富士山だけを、レンズいっぱいにキャッチして、富士山、さようなら、お世話になりました。
 パチリ。
「はい、うつりました。」
「ありがとう。」
 ふたり声をそろえてお礼を言う。……》

★【メインの設問】→傍線6「二人の姿をレンズから追放して、ただ富士山だけを、レンズいっぱいにキャッチして」とあるが、富士山だけを写した理由として最も適当なものを次から選び、記号で答えなさい。

 解答をみると、正解は「女性たちにねらいが定まらないうちに、『私』の関心が富士山に移っていったため」となっている。

《私はおかしくてならない。
 カメラ持つ手がふるえて、どうにもならぬ。
 笑いをこらえて、レンズをのぞけばけしの花、いよいよ澄まして、固くなっている。》……

 この直後、「私」の心が、ガラリと変化する。
 問題作成者はこの変化が読めていない。
 また、当然のこととして、その前段階の「私」の自己認識の変化も読めていない。
 すなわち――
 「私」=「機械に明るくない」「山賊」「むさくるしい姿」
    ↓
 「私」=「きゃしゃなおもかげもあり、写真のシャッターくらい器用に手さばき出来るほどの男」

 「私」は、「二人の姿」をレンズから追放すると同時に、「きゃしゃな」自分をも追放するのだ。
 いや、正確には「きゃしゃな」自分を追放した瞬間、「二人の姿」をもレンズから追放し、「ふところ手して傲然とかまへてゐる大親分」(=富士山)に「さようなら」「お世話になりました」「パチリ!」とやってしまうのだ。

 中学生には、中学生が「ひゃあぁぁぁ〜!」と声をあげるくらいの、もっと魂を揺さぶる設問をぶっつけないと、アカンよ。

――――――――――――――――――――――
業務メモ「電飾嫌い」
――――――――――――――――――――――

★僕は電飾(イルミネーション・ライトアップ)が苦手だ。
 大都会の電飾も、田舎の電飾も。
 電飾のうしろから皮膚を刺す寒気がすり抜けてくる。
 唯一の例外は、八戸セメントNSPタワーの電飾だ。
 20年以上も前の話だ。
 仕事に行き詰まり、もうどうにもならず、自分の能力のなさに落胆しつつ、夜の遅い帰路にあったとき、イチゴを載せたクリスマスの飾り菓子のような電飾が、遠くに、小さく見えた。
 「おっ!」と思った。
 「八戸セメント、やってるなぁ〜!」と思った。
 うれしかった。
 月並みな表現になるので言いたくないが(>_<)、その小さな赤い光は、今も僕の魂の内側で灯っている。
 僕にとっては、「八戸セメントNSPタワー」=「通天閣」やったんやなぁ〜、きっと。

 人生二度漬け かまへんよ/ほら……通天閣も笑てるわ/生きててなんぼと 笑てるわ(「通天閣も笑てるわ(作詞=荒木とよひさ)」から)

 八戸セメントNSPタワー、ありがとう!

 八戸セメントNSPタワーの電飾



 記事に画像がないのはさびしいので、@8nohekeizai氏のTweetを拝借した(m_m)、THANK!
 20年前のあの夜、僕は遠くから、小さい電飾を見たからよかったのかもしれない。

☆註@=以前にも紹介したが、本校では、全教員がひとつの教室に参集して授業を観るという設定はない。
 研究授業は、教科部会でやるか、「○○Tの授業を観る会」というカタチでやるかの2本立てだ。
 本日は「広瀬Tの授業を観る会」だ。
 空き時間の教員が参観する。
 放課後、15分間、研究協議の場を設定する。
 協議に参加できない場合は「授業評価票&メモ」を提出する。
 他には、保護者参観日の授業、外部からの視察&訪問者への公開授業、模擬授業等がある。
 これら(教科部会の授業〜模擬授業)を合計して年間160回以上というのが、本校の修業計画だ。
 なお、全教員が参集するカタチも得るものが多い。
 しかし、他教室の生徒が自習になる。
 安全管理上、教育課程管理上、これは絶対に考えられない。

☆註A=「僕も生徒になって受けたくなる授業」というのはなかなかない。
 野口芳宏Tの授業は100%、そういう気持ちになる。
 やはり授業の名人である。

☆註B=学力には、粗く、2つの層がある。
 @ペーパーテストで測定しやすい知識・理解・技能……。僕は【狭義の学力】と規定している。基礎・基本。「旧学力」と皮肉っぽくいう人もある(>_<)。
 Aペーパーテストで測定しにくい思考力・読解力・表現力・批判的思考・課題解決力……。僕は【広義の学力】と規定している。「見えにくい学力」「新しい学力」
 久太郎中の方針として長期休業中の課題(宿題)の対象は【狭義の学力】に限定している。
 したがって、僕が手に取った「富嶽百景」が載っている「ウィンターワーク」は、ま、残念ながら、確実に「選択外」ということになるm(__)m。



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市立久太郎中
12.04
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◆【新・職員室通信】
―――――――――――――――――
中学生との接点
―――――――――――――――――

★前号の記事(=★中学生はかまってやらないと成長が止まる!だが中学生の「かまい方」はむずかしい!「コツ」が必要だ!)の骨子。

 〈骨子〉
 「かまい方」には、粗く、【A】【B】【C】と3つの段階がある。
 【A】=子どもと一体になる段階(=子どもの世界を、子どもの目でいっしょに見る。)
 【B】=子どもの味方になる段階(=存在に気づいてやる。励ましつづける。)
 【C】=親の思い・考えを打ち出す段階(=「お母さんはこうしてほしいんだ」)
 【A】の層>【B】の層>【Cの層】……となっているのが理想の「かまい方」。
 【A】の層が薄い(あるいは「ない」)……【B】の層が薄い(あるいは「ない」)……なのに、いきなり【C】では、子どもはつぶれてしまう。〈前記事の骨子、以上〉

 前記事の補足として、今、僕の頭の中にあることを――まだ十分には整理できていない段階だが、今後の僕のために――アトランダムに列挙する。

(1)中学生との接点

 前記事では、【A】の層・【B】の層という言い方をしたが、「点」あるいは「接点」ととらえると、また別な接し方が見えてくる。

 @あいさつ
 「あいさつ」は大人(親や教師)と子どもの重要な接点だ。
 諸説あるが、あいさつは、大人のほうから積極的に声をかけるのがいいと僕は考えている。
 「あいさつ」の積み重ねが、【A】の層・【B】の層をぶ厚くする。
 もし、子どもからあいさつが返ってこなくても、絶対にムカッとしない。
 子どもは、しぐさ、表情、あるいは口のうちであいさつをしているものだ。
 長い時間をかけて、やがて声になって返ってくる。
 前記事のくりかえしになるが、中学生の心を捉えているものが、ゆっくりと動き出し、ことばになって外に出てくる長い過程を、親として、あるいは教師として共にできるだけの器量が必要。 

 Aお礼(謝意)
 子どもが何かをしてくれたとき、大人(親や教師)の「ありがとう」。
 大人(親や教師)が何かしたとき、子どもの「ありがとう」。
 先日、乱右衛門Tの授業を参観していたら、生徒たちが列ごとにプリントを後ろへ後ろへと回すとき、「どうぞ」「ありがとう」と声をかけていた。
 教室じゅうにフワーっとした、やわらかい空気の層ができた。
 心打たれた。
 学校でも家庭でも、意識的に――あまり過度なのはプレッシャーになるが(例=校門でのあいさつ運動など)――こういう「接点」を創り出すことは大切だ。

 僕は次の三上敏夫氏の話(『現代教育科学』bS10)が大好きだ。
《私は、二十年余たった今も、胸のあたたかなる詩を思い出す。

 「せんせい」

 せんせいと
 ぶつかったとき
 ぼく、いたかった。
 それでも、うれしかった。
   (一年・つねかねつよし)

 子どもと「たかたおに」をしていて、級一小さいつよしと、私はぶつかった。もちろん、怪我をするほどではなかったが、つよしは転んだ。でも、「うれしかった」という。
 子どものそんな心をとらえられる時は、教師としての醍醐味を味わうときである。その醍醐味を味わうことなくして、子どもをとらえようとは、ムシが良すぎはしないか。》(引用、以上)

 中学生も、小1の「つよし」君と同じように、大人との「接点」を「うれしい」と感じているのだ。
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――――――――――――――――――――――――――――――――――
ノンバーバルコミュニケーション
――――――――――――――――――――――――――――――――――

(2)ノンバーバルコミュニケーション

 隣の部屋にいる子ども(=中学生)が、どうして僕の気持ちがわかっている(わかってしまっている)のか?!と驚いたことがある。
 子どもは、話の内容もそうだが、それ以上に、大人(親や教師)の日常の、しぐさ、表情、姿勢、態度、語調、雰囲気と「対話」しているのだ。
 「しぐさとの対話」(=ノンバーバルコミュニケーション)を軽く考えてはいけない。
 教師になった頃、先輩から「生徒の前で腕組みをするな」と注意を受けた。
 ま、腕組みしているような人間と、だれも対話はしたくない。
 「切れる姿」なんかもってのほか!!
 ノンバーバルコミュニケーションを生かす、コントロールできる器量をもった大人になりたい。

(3)【C】の層(=大人の思い・考えを打ち出す段階)での助言の仕方

 経験的にいうと、【C】の層での助言は、次の4つに分類することができる。

 @具体的に教える=大人が期待している行動が、どういう行動なのか、本人が具体的にわかっていないのではないか?
 わからないからできないのではないか?
 だから、具体的にかみくだいて教える。

 A正しい情報・知識を与える=間違って「学習」しているのではないか?
 だから、本人の行動が、必ずしも他人から正しいと思われていなことを教える。

 B自信をもたせる=わかっているのだけれど、行動にうつせないのではないのか?
 だから、よく観察し、少しでもできていること(場面)を見つけ、それを教え、ほめる。

 Cこまかくコーチする=わかっているし、やれるのだが、状況に応じて適切な行動が取れないのではないか?
 だから、具体的な場面をとらえて、細かな方法を具体的にコーチする。

(4)恥ずかしい体験

 僕の恥ずかしい体験だが……
 ――「僕はCだけでやる。」
 ――「ベタベタするのはキライだ。」
 ――「毅然とやる。」
 と、教員として、いい気になっていた時期がある。
 哀しいことだが、それは、けっして短い期間ではなかった。
 僕の教育思想が未熟だったのだ。
 Aの部分・Bの部分についての認識がまったくなかった。
 それでも何とかやれたのは――いや「やれた」とはとてもいえないのだが――他のベテラン教員が、僕の分まで、Aの部分・Bの部分をおぎなってくれていたからだ。
 そのことに気づくまでに、僕の場合、かなりの時間がかかった。

(5)【C】の層には「叱る」が含まれている。

 これまでの内容と相反することを言うようだが、【C】の層には「叱る」が含まれている。
 これを忘れてはいけない。
 ほめるだけでは子どもは育たない。
 【C】の層=大人の思い・考えを打ち出す段階(「あなたがそんなことをするなんて、お母さんは悲しい」「お母さんはこう思うよ」「お母さんはこうしてほしいんだ」)は、微妙な、あるいは絶妙なギアの切り換えが求められる。
 これがむずかしい。
 僕も修業中だ(修業がはじまったばかりだ)。

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★トップの画像=収穫したあと室内に置いておいたカリンの実。
 黄色みが増し、表面にツヤツヤ油が吹き、香りが強くなってきた。
 ああ、朝に夕に久太郎中生の【音読】を聞き【合唱】を聴き、成長したカリン!



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市立久太郎中
11.29
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◆【新・職員室通信】
――――――――――――――
電子黒板嫌い
――――――――――――――

★僕は他人の板書をみるのが好きだ。
 語りが聞こえる。
 人生がみえる。
 この板書の主は、男性、38歳、数学担当、生徒指導部(生徒会担当)。
 子どもたちの中には、中1、中2、中3と成長するにつれて、この教諭の話し方に似てくる生徒がいる。

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――――――――――――――――――――
「かまい方」のコツ
――――――――――――――――――――

★前号(=★秋深き!ああ、こうやって根としての日本の型が形成されていくのか!日本の小学校ってスゴイ!と感動した)で、「人間はかまわれないと成長が止まる。放置されると弱っていく」。
 「だから、かまって、かまって、かまいつづけてやる。」
 「かまってやる量だと、久太郎中は、日本一だ!!といわれるくらいかまってやる。」
 と言ったあとに「ただし、かまい方にはちょっとコツがいる」と述べた。

 本号のテーマは、その【コツ】!

 このことについて、ちょうど1年前、保護者集会で使った資料があるので、(今、このBLOGを読んでくださっている方にははなはだ失礼になるが)そのままコピーすることにする(諒とせられよ(m_m)。

★〈保護者集会・資料(途中から)〉
 ただし、この「かまい方」というのは、ちょっとしたコツが必要です。
 振り返ると、わたし自身は「教員」として「親」として失敗の連続。
 「かまい方」は、へたをすると、過度な監視、管理、「過保護」に陥ってしまいます。

 「かまい方」には、粗く、(資料の三角形の図→)【A】【B】【C】と、3つの段階があります。(前もっていっておくと、このA・B・Cを総合して「かまい方」と言います。)

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 【A】=子どもと一体になる段階
 子どもの世界を、子どもの目でいっしょに見る。
 子どもの話をからだ全体で聞いてやる、聴いてやる。
 共に喜ぶ、あるいは共に困ってやる。
 
 隣に、黙ってゆったりといるだけでもいい。
 「そうか、そうか……」と、まず受け入れる。
 これが【A】の段階。

 中学という時代の、子どもの心の底にある気持ちは、(本人にとっても、他の人にとっても)そんなに容易にことばで表現できるものではありません。
 中学生の心を捉えているものが、ゆっくりと動き出し、ことばになって外に出てくる長い過程を、親として、あるいは教師として共にできるだけの器量を、自分がもっているのか?と、たえず問いつづける努力(あるいは修業)をしましょう。

 【B】=子どもの味方になる段階
 存在に気づいてやる。
 共に喜ぶ(「ほめる」のではない「喜ぶ」)。
 あるいは、共に困ってやる。
 子どものためにからだを張る。
 常に励ましつづける(←これも日本人は徹底的に不十分、特に中学の教員は不十分。)
 信じつづける。

 この【A】・【B】の部分が、ずっと子どもの支えになる。

 【A】・【B】の部分では、極力アドバイスは避ける。
 大人はついついアドバイスに走る傾向にあります。
 そして、子どもと話し合ったと思い込む。
 しかし、子どもにしてみれば「なにも聞いてくれなかった」という思いだけが残る。
 話を聞いてやり、聴いてやり……聴いてやり、聞いてやり……いっしょに困ってやる。
 これだけでいい。
 【C】は不要……とまではいわないが、最後の最後でいいのです。
 いっしょに困る過程、喜ぶ過程を大事にしましょう。
 これが親の役目、教師の役目です。

 【C】=自分(親の思い・考え)を打ち出す段階
 「あなたがそんなことをするなんて、お母さんは悲しい」
 「お母さんはこう思うよ」
 「お母さんはこうしてほしいんだ」
 と、親の思いを強く打ち出す段階です。
 この【C】の段階で注意することは、自分(親)と子どもとのあいだに【A】の層があるか? 【B】の層があるか?と問うことです。
 【A】の層が薄い、あるいは、まったくない。
 【B】の層が薄い、あるいは、まったくない。
 こういう状態での【C】というのは、経験的にほとんど効果がありません。
 子どもはつぶれてしまいます。

 親と子どもの関係において――
 【Cの層】より【Bの層】が大きく、ぶ厚くなっているかどうか?
 【Bの層】より【Aの層】が大きく、ぶ厚くなっているかどうか?
 常に点検しましょう!
 Aの量>Bの量>Cの量……となっているのが理想の「かまい方」です。

★知らず知らずのうちに「A」や「B」がすっぽりと抜け落ち、C、C、Cの連発で子どもに接していることがあります。
 保護者のみなさまは、いかがでしょうか?
 はっきりいって、C、C、C連発タイプの方が多いのではないかと拝察いたしますm(_ _)m。

 でも、ああ、失敗したぁ〜!とがっかりすることも、あわてることもありません。
 Aに戻って、再出発すればいいのです。
 Bに戻って、再出発すればいいのです。
 子育てに「手遅れ」は、絶対にありません。(保護者集会・資料のコピー、以上。何点か補足したいことがある。次号で。)

ikiru

――――――――――
業務メモ
――――――――――

★最近、僕の家のポストに放り込まれる、住宅会社のチラシが多い。
 僕は模様替えが趣味(そういうことを志向しているわけではないのだが、結果としてそういうことになる)だから、なにか参考になるのではないかと、結構、キチンと目を通す。
 だが、どれもこれも、ピンと来ない。
 きょうもそういうつもりで、TVニュースをチェックしながら、流し見していた。
 が、なんと、最後の最後に、あったのである! 僕の胸を打つチラシが!
 ミサワホームの資料だった。
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 つづきを読む ★家に放り込まれる住宅会社のチラシはどれもピンと来ない。が、ひとつピンと来た!ミサワホームだった




★塾1教科以下の金額で9教科学べる!?続けやすいリーズナブルな金額
 学習塾では1教科でも最低1万円以上はかかるもの。英語に数学、さらに他の教科も、となると負担はかなり大きくなります。
 スマイルゼミなら、塾1教科以下の値段で9教科学べ、ひと月あたり¥5,980(税抜)からと、大変リーズナブル。
 塾では対策できず、内申点でも重視される実技4教科の学習ができるというのもポイントです。




     



2017-12-17
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★画像=DAKA古書店跡の片隅。
 最近、ここにいるときの孤独感に耐えられなくなっている。

 人が恋しい。

 夕焼け赤き雁の腹雲、二階の廊下で、ひとり煙草を吸ひながら、わざと富士には目もくれず、それこそ血の滴るやうな真赤な山の紅葉を、凝視してゐた。
 茶店のまへの落葉を掃きあつめてゐる茶店のおかみさんに、声をかけた。
「をばさん! あしたは、天気がいいね。」

 つづきを読む ★インターネット環境の不具合からやっと解放された!原因は予想外!わかってみれば実にむなしい(>_<)



2017-12-16
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★昨夕、精神回路をいろいろいじくり――@知人がパーソナリティーをやっているラジオ番組を聴く A書架から手当たり次第に本を取り出し音読(表現読み)する Bスロージョギングをやりながら叫ぶ(←「職員室通信は命!」とか「雨の日も風の日も!」とか口パク、声には出さない) C……つづきを読む ★絶不調から抜け出すために@知人のラジオ番組を聴くA手当たり次第に音読(表現読み)B走りながら叫ぶ等々


2017-12-03
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★一昨日(=金曜日)、僕のネット環境に不具合発生!
 PCをインターネットに接続すると――

(1)極端に遅い。

(2)無線LANルーター(Wi−Fiルーター) の「無線通信状態表示灯」が異常連続点滅。

(3)僕以外の、パートナーのPC、スマホも極端に遅くなり、ほとんど使えない状態に陥る。

 つづきを読む ★僕のネット環境に不具合発生!極端に遅い!無線LANルーターの無線通信状態表示灯が異常連続点滅!



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2017-11-29
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★先月下旬の鼻血事件以来、仮面高血圧(隠れ高血圧)あるいは血圧サージ状態を疑っていたのだが、朝、昼、晩(不意の目覚め時も含む)、いつ血圧を計っても、100〜119。
 で、ま、のど元過ぎれば(*^o^*)ではないが、徐々に、僕の過去からの3つの食習慣――(1)「せっかく味付けに工夫しているのに!」と怒るパートナーの目を盗み、なんにでも大阪・ヘルメスソース(大阪市東住吉区住道矢田・株式会社石見食品工業所)をぶっかける。
(2)ご飯に、やたら(味ひとすじ・永谷園)「ごましお」をふりかける。
(3)三食、必ず「イカの塩辛」(←「武輪の塩辛」と「ヤマヨの塩辛」は不可。「マルヨの塩辛」のみ)を添える(「3つの食習慣」以上)――を復活させつつある。

 約1カ月間、僕は僕の時空間ではない時空間をさまよっていたように思う。


2017-11-19
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★僕の家のポストに放り込まれる、住宅会社のチラシに、僕が、なぜかピンと来ないのは、住宅会社は「未来」を提供しようと必死なのに対して、僕のほうは、僕が帰る「過去」を必死に求めているからかもしれない。
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 つづきを読む ★家に放り込まれる住宅会社のチラシはどれもピンと来ない。が、ひとつピンと来た!ミサワホームだった!



2017-11-17
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★やや早めの朝食(=昨夜の肉うどんの残り+半ライス+タラコ一切れ+コーンクリームスープ1杯+柿1個)のあと、急に思い立ち、いつもの、こころはろばろ/スラバヤ沖/バタヴィアの沖/神社を参拝した。
 僕の心のブレを止めるためだ。
 海抜60.9m、外気温=3℃の境内に身を置き、西風に揺れるススキのザワザワ音に包まれつつ、お賽銭10円玉ひとつ、鈴緒をピ〜ン!と張り、 ガラン! ガラン! ガラン! ガラン! ガラン! ガラン! ガラン! ガラン! 力いっぱい振る。
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 よろしく頼むぜ、教育人生、【自棄、絶望の崖っぷち】で危ういバランスをとっている僕のこと! それからパートナーのこと! 乱右衛門Tのこと! それから、それから……よろしく頼むぜ、日本のこれからのこと!(←「日本のこれからのこと」は、またいつか、別記事で触れる)。

★神社の北側の崖っぷちに立ち、引き明けの街を眺めていると――いつだったか、BeFMのシモサキ氏が放送で流した――「夜が明けて」(坂本スミ子)の絶唱が僕の耳のうちで鳴った。
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 そうだなぁ〜、もう少しがんばってみようか?
 「夜が明けて」いざ、生きめやも。
 4カ月後の春3月に「文字まみれ」になって、もう一度この絶唱が聞けたらいいなぁ〜……と思った。

 つづきを読む ★神社の崖っぷちで引き明けの街を眺めていたら、BeFMのシモサキ氏が流す「夜が明けて」が聞こえてきた



2017-11-09
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★今朝方、早逝した2人の友人が訪ねてきた。
 ひとりは、森○T(T=teacher)。
 教員になった頃、同じ中学校に勤めていた。
 担当教科が同じ(国語)だったから、しょっちゅう教科経営の細部について語り合ったものだ。
 もうひとりは、田〇君。
 田〇君とは、学生時代、いっしょに同人雑誌をやっていた。
 当時、僕はお城のそばに住んでいた。
 お城の中に図書館があったので「図書館にいってきたんだ」と田○君はよく寄ってくれた。
 彼は高校の教員になり、僕は中学校の教員になった。(彼が亡くなったことは学校が新聞に出した死亡広告で知った。)
 森○T、田○君の2人に接点はない。
 だから、2人いっしょに……ということはあり得ないのだが、ま、そこが夢の不思議なところだ。
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 つづきを読む ★2人は僕が失意にあるのを知って僕の心のスイッチをオンにするためにやって来たのだ!ありがとう!!!!




2017-11-03
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★〈金曜日未明、突然の鼻血!(4回出血、地域の耳鼻科から市民病院転送)事件〉以来、金・土・日・月・火・水・木……と禁酒。
 さびしいものである。
 つらいものである。
 ノンアルコールビールで懸命に耐える。

 しかし、ここ2、3日、この「禁酒」に対する僕の気持ちに若干、変化が生まれる。

 つづきを読む ★〈先週金曜日未明に突然の鼻血(地域の耳鼻科から市民病院転送)事件〉以来、禁酒し、僕は生きている!


2017-11-01
★金曜日未明、突然の鼻血!
 左側。
 止まるまで30分ほどかかる。
 起きがけに2回目の鼻血。
 朝の準備中に3回目。
 「これはダメだ」と、パートナーの運転で耳鼻科に行く。
 受付中に4回目の鼻血。
 アレコレ、バタバタ、診察&治療、最優先でいろいろやってくれた。
 看護師に感謝。
 医師に感謝。
 しかし、鼻血は止まらなかった。
 「うちで最後まで診てあげられなくてスマン! 総合的に診てもらったほうがいい。」

 つづきを読む ★鼻血が止まるまで10500円!! なんとかならないかなぁ〜。最初の6000円が痛い。また起きるかも。不安だ





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