★【MEMO――周波数3525kHz】「出待ち」
★けさのヒヨドリは、なんだか元気がない。
西の方角に向かって、ときどき「ビィ〜〜!」「ビィ〜〜!」と鳴いている。
喜怒哀楽の豊かな鳥だが、けさはその「哀」がカラダの輪郭線にクッキリと出ている。
einsamkeit〈アインザームカイト〉
★刑務所の前で「出待ち」を毎朝続けるひとりの男性、何をしている? 「刑務官はいい顔をしないが、やめられない」同行して分かった理由と覚悟――3/24(日)47NEWS10:32配信。〈コメント434件〉。
★画像=大阪刑務所の前で「出待ち」する松浦未来さん=2月
《冷たい風が吹きすさぶ2月の早朝、大阪刑務所の前で“出待ち”を続ける男性がいた。松浦未来さん(37)。お目当ては、フルに刑期を終えて釈放された「満期出所者」たち。(以下、省略)》
通常、僕は記事のコピーはやらない。
しかし、この記事は迷わずこの画像と記事本文をコピーした。
理由ははっきりしない。
僕は松浦さんのような行動はできない、あるいはやらない。
では、なぜ僕はこの記事の前に立ち止まるのか?
わからない。
ただ、未来さんが頬に受けている大阪・堺の風を僕も感じることができた。
自分を探るために記事末尾に並んでいるコメント群(434件)をポツリ、ポツリと読んでみた。
多くのコメントと僕の気持ちが重なり合う。
しかし、はみ出る部分があった。
これを探るのが宿題だ……と思って、たぶん記事をコピーしたのだろう。
★午後、近所の喫茶店に行った。
画像には映っていないが、画像左側の棚の隅に古いスピーカーがセットされている。(僕は今のマスターの前のマスターからの客だが、このスピーカーはずっとこの場所にあった。
参考画像=サンスイのSP―30。
1960年代後半の製品だ。
年月が堆積した照明器具、テーブル、椅子、雑貨、オルガン等の中に完全に溶け込み、リストやドビッシーのピアノ曲を鳴らしている。
ピアノという楽器ではなく、【ピアノという概念】が鳴っているという感じのSP―30の音が、僕は好きだ。
★【起きがけroutine】@WC=△ A〈体重測定〉=64.9 〈B血圧〉最高=129 最低=72 脈拍=58 「不規則脈波マーク」=点灯なし。C歯磨き・洗面 D水を飲む(=水道水0.6リットル程) Eコーヒーを沸かす(メリタ式ドリッパーで4杯分・豆=ホテルレストラン、41グラム……湯温95℃、30秒蒸らし後、湯をドドッと真ん中の1点に注ぎ込む。)
〈Iジョギング〉きのうの記録
〈J運勢〉
★対面がツモあがり。
ツモ、平和、ドラ1。
僕は、相も変わらず、役牌+チャンタでイーソウの単騎待ち。
すごく悪い待ちで、かつ、残りのイーソウ1つはどこにあるかわからない状態だった。
くわえて、すべてにワンテンポ遅れた。
上家のリャンソウでのチーは2度目の判断だったし、中張牌を切り始めたのもワンテンポ、ツーテンポ遅れている。
「チャンタばっかりやね、君は……とみんなに笑われるよ」と、心のどこかで気にしていたのだろう、ハハハ(lll゚д゚lll)。
そんなふうに気にするのがよくない、自分らしく応戦を、ハハハ(lll゚д゚lll)
★【魂の光景】聴衆1人
★先月の下旬に「市内教育コミュニティづくり研修会」があり、僕らのチームから乱右衛門Tが登場した。
当日の夜の乱氏Tのホームページにおもしろい記事を発見。
無許可で抜粋する。(というか、乱氏Tと僕との間に「記事の勝手に無断コピー契約」が結ばれている。)
――場末の寄席
しかし、観客が少ないなあ。
浅草演芸ホールを思い出すなあ。
学校さぼって平日に行ったことがあるんだけど、タダの入場券で入ろうとしたら入れてくれない。
最初の客は現金客しか入れないのだそうだ。
で、現金客が入ったからやっと入場となったのだが、客はわたしと現金客の2人。
寄席芸人の数より少ない客だった。
もうこうなるといい加減で漫才コンビなんか数回出てきて「また、出てきました〜」なんてつなぎをやってる。
川柳師は「やりにくいんですよね〜、せめて前のほうに並んでもらえるとやりやすいなんて言ってたけど、動きませんよ。
談志師匠登場。
顔をあげてびっくりして「違った世界に来たような〜。鈴本はけっこう入ってるんですけど」なんて言ってた。
今日はそんなようなシチュエーションだった。
去年より少ないな。
まあ、でも、やってきました。
わたしは一応政界にいたから演説もできるんだけど、今日は授業スタイルでやった。
もう、ありのまま、実践していることを正直にという感じだから、緊張はゼロ。(抜粋、以上)
★ホンマ、オツカレサンでした。
聴衆の少ないシチュエーションには人生を感じてしまう。
僕は国語の実践発表で聴衆1人(若い女性教師)という経験がある。
発表者が僕であるということは市内の国語科会員には会報で知らされていた。
人気がないんだなぁ〜、僕って。
ショックだった。
しかし、語り始めると、そのことはすっかり忘れた。
国語教員・7年目の夏だった。
熱っぽく語った。
海辺の中学校の会議室。
真ん中に聴衆1人(パイプ椅子が1脚置かれていた)。
脇の席に事務局員数名。
演台に僕。
あれからもうずいぶんと経ったが、海鳥の鳴き声が聞こえる、掃除の行き届いた会場の光景は、クッキリと鮮明だ。
生涯の最後の時まで忘れない。
僕には似合っている。
僕の人生の壁紙的光景だ。
そういえば、このBlogのシチュエーションも、まったく同じだなぁ〜。
いつも【uu】は、1人か2人だ。
★画像=パワーポイントのスライド2枚と保健室前の掲示板からパチリ。
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