小高進の公式ホームページ・600字の教育学社 教師修業シリーズ プロ教師塾シリーズ 模擬授業研修 教育コミュニティづくり
★2016/07/25(月) ★〈Scroll comment〉ああ、ホコリが映ってしまっている(‖ ̄■ ̄‖)。手のひらにおさまるほどの小さなデジカメだが、結構、残酷なヤツ(‖ ̄■ ̄‖)。ダイニングキッチンのカウンターで撮影。最近、手鍋焙煎のブラジルと、MAXIM〈ちょっと贅沢な珈琲店〉を混ぜて飲んでいる。 ☆このHPに登場する【続・すこ中学校】、【続・すこやかみなみネット】を含む校区・団体・人物等はすべて架空のものです。
続・すこ通信
07.29
DAKA郵便書簡 
★2016/07/29(金)00:08
 ホームページ改造中。
 古い記事に小見出しをつけたり、フォントを変えたり。
 なかなかうまくいかない(‖ ̄■ ̄‖)。


★2016/07/29(金)09:20


 けさ、いつものように、やや不眠感覚が残ったまま起床し、再び、神経痛――今度は腹部の上部ではなく、完全に肋骨エリア内――が起こり始めていることを発見。
 ショック。
 再びロキソプロフェン錠服用。

 その後、あまり乗り気でない某原稿のしめきりが迫っているので取りかかる。
 でも、書いているうちに、元気になる(*^_^*)。



【続・すこやかみなみネット通信】
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◆柳美里さん〈@yu_miri_0622〉のtweet
★昨夜、Twitterのタイムラインをみていたら、柳美里さん〈@yu_miri_0622〉のtweetが飛び込んできた。
 ――「南相馬で生活も精神状態も安定しているし、いま、すごく書ける。いくらでも書ける。むしろ、一日中書いていたい。いい感じです。」
 僕は柳美里さんのファンだ。
 こういう記述に接すると、うれしくて仕方がない。
 いつまでもいつまでもこういう「生活」がづづくことを切に祈る。
 僕のほうも、一日も早く、そういう状態に至りたいものである。
 それを願って【続・すこやかみなみネット通信】を毎日、発行しつづける作戦に打って出たのであるが……。

◆連続発行の5日目
 さて、本日はその連続発行の5日目。
 昨日までは4日間連続で「学校・家庭・地域のネットワーク(連携・分担編)」について書いた。
 本日からは、観点は同じなのだが、「学校部活動」問題にウェイトを置いて記述することにする。
 学校部活動問題は【教育改革の本丸】である。
 これを動かさないと何も動かない。

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◆学校部活動問題は【公立中学校・教育改革の本丸】
★先日、『富岳百景』の新田青年の「必死の勇」の、その10000倍の【勇】をふるって来校した保護者Aさん(=「もっと部活動をやれ」派)、Bさん(=「いつまで全員強制加入のようなことをつづけるつもりですか?」派)に心より感謝申しあげる。
 僕も常日頃、部活動については早急な見直し・改善、いや「革命」が必要だと考えている。
 くり返すが、これを動かさないと、何も動かない。
 これを動かさないで、他(=例・学校事務の軽減・効率化等)をいくら動かしてもほとんど意味がない。
 【学校部活動問題】は【公立中学校・教育改革の本丸】なのだ。
 Aさん、Bさんの来校に意を強くして【改革の本丸】に踏み込んでいくつもりだ。

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◆全員強制加入制か? 任意加入制か?
★部活動は、Aさん、Bさんとの間で取り上げた内容(←後日、紹介する予定)以外にも、多くの問題をかかえている。
 たとえば、生徒数が徐々に減少し、現在ある部の維持がむずかしくなっている。
 【3年間、ボール拾い】問題も切実な問題だ。
 ひとつの運動部に、レクリエーション派と競技志向派が混在している。
 これをひとつの部として運営せざるをえないところにこの問題が生じる。
 これらをどう改善していくか?

 また、(Aさん、Bさんとの話でも取り上げた話であるが)、全員強制加入制か? 任意加入制か?という問題も難題だ。
 僕は「任意加入制」にさえ持ち込めれば、部活動問題は一気に解決に向かうと考えているが、今、僕の手元にある資料では、部活動全員加入賛成の保護者=73%、任意加入賛成の保護者=27%。
 73%の大半は、部活動に、保育園の「延長保育」的な意義(有り難味・値打ち)を見出している。
 これを崩すのは至難の業。
 以前、養老孟司さんが「教員は【ていのいい子守】と思われている時代なのだ」と述べていたが、ホンマにホンマに、分厚い壁である。
 どれをとっても、なかなかシンドイ。

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 今後――
 @校区の実態を見据え、
 A学校と保護者と地域の方々とで改善・改革の理念を共有しつつ、
 B具体的な改善・改革の「一歩」を踏み出していくつもりだ。
 教育コミュニティづくり=【続・すこやかみなみネット】の多くの方々の参画を期待している。(←まだまだ、恐る恐る、こういうボンヤリとした言い回しをしなくてはいけない状態なのだ。日暮れて途遠し(‖ ̄■ ̄‖)。)

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◆部活動改革つなぎ4項目
★続・すこ中では、【部活動改善・改革】に向けた取り組み&努力事項として【部活動改革つなぎ4項目】(=改革への「橋渡し」努力事項)を定めている。

【1】学年・学級(学年教員)で、あるいは、部活動(顧問)単位で、個々の生徒の社会教育活動(民間社会教育=学習塾・稽古塾を含む)の実態を、可能な限り把握する。
 そのうえで、個々の生徒の社会教育活動が円滑に行われるように配慮する。

【2】地域で行われる社会教育活動や公的な社会教育活動への参加を奨励する。
 部活動と時間的に重なる場合も多いと思うが、各部顧問は、ここで充分、教員としての「学社コーディネート力」を発揮し調整に努める。
 子どもたちは学校教育ではとても育てられない力を社会教育で獲得する可能性がある。

【3】部活動の休止日については、別紙で述べたとおりである(ここでは省略)。
 くわえて、長期休業中の土・日は可能な限り休止日とし、生徒はもちろん、教職員自身も自身の家庭や地域で過ごすようにする。

★【部活動改革つなぎ4項目】の【1】【2】【3】について述べたところで紙幅が尽きた。
 【4】は次号で述べる。
 この【4】こそが、続・すこ中で開発した、続・すこ中の未来を託す、部活動改革の【奥の手、秘策】だ。
 「つづく」――。


続・すこ通信
07.28
DAKA郵便書簡


【続・すこやかみなみネット通信】
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★前記事=「★まず学校を排除する!――教育コミュニティーの中核エネルギー論1」のつづき。「教育コミュニティーの中核エネルギー論2」

◆中核エネルギーに【PTA】を選んだ
★ここで、残ったのが「地域」と「PTA」だ。
 「地域の有志」が、中核となり、学校・家庭・地域のネットワークを形成し、日々、具体的な活動を積み重ね、教育コミュニティーづくりに成功している例が、僕たちの街にも、いくつかある。
 僕らは、これらの実践から多くのものを学びつつ、しかし、最終的には、教育コミュニティーの中核に【PTA】を選択した。

 PТAについては、「役員・委員のなり手がいない」「活動が形骸化している」、さらには菊池桃子氏発言等々、毎年、毎年、問題が提起されている。
 そのことを十分に承知したうえで、僕らは、続・すこやかみなみネットの――教育コミュニティづくりのために、多少の困難はあっても「まずわたしが歩く」「わたしは歩きつづける」という――「中核エネルギー」に【PTA】を選んだ。

◆PТAは組織の維持・継続のシステムが優れている
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★その理由を、粗く5点、述べる。

(1)PTAは地域ネットワークの要だ。
 PTA会員は、子どもの保護者である。
 学校に最も近い存在であり、かつ地域の住民である。
 PTAの存在自体が、学校・家庭・地域のネットワーク形成の「芽」を内包しているといっていい。

(2)PTAは自主自立の精神に富み、高い実践力を有する社会教育団体だ。
 社会教育団体にもピンからキリまである。
 中には、別号でも述べたように(過渡期的に行われてきた)行政からの指導・助言・支援におんぶにだっこの団体もないわけではない。
 この点、日本の各小・中学校のPTA(連合PTAに対して単PTAと呼ぶ。「単P」と略すこともある)は、〈学校教育の理解・振興のための活動〉〈家庭教育の理解・振興のための活動〉〈校外の生活指導のための活動〉〈地域の教育環境の改善・充実のための活動〉 ……これらの活動のトータルとしての偏差値はきわめて高い。
 正真正銘、ホンモノの社会教育団体だ。
 こんなふうにいうと、学校の「教頭」におんぶにだっこの単Pもある……と学校教育関係者からツッコミが入りそうだが、ま、それは論外。
 一刻も早く、おんぶにだっこ状況から脱し、力いっぱい独立へと舵をきってもらいたい。

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(3)常に新しい人材が確保できる。
 毎年、ほぼ「自動的?」(←ま、これが今、問題になっているわけだが……)に30代〜40代の会員を多数獲得できる(続・すこ校区=人口12000人、4400世帯、児童600人、生徒400人……の場合)。
 僕らは「中核エネルギー候補」から学校を除いた。
 行政を除いた。
 地域とPTAが残った。
 残った2つから、深慮遠謀の末に【PTA】を選んだ。
 いちばんの理由が、この(3)だった。
 「地域」はスーパーマン(スーパーウーマン)がいるうちはいい。
 だが、不在になったとき、後継者の保証はない。
 後継者に苦しむ地域ネットワークを多く見てきた。
 それが原因で消滅したネットワークもある。
 この点、PTAはシステムとして常に新しい人材が保証されている。
 続・すこネットの行く末(継続性)を考えるとき、どうしてもこの「保証」が必要だった。

(4)組織の維持・継続のシステムが優れている。
 PTA独特の「規約」が大きな役割を果たしているように思う。
 僕は熟読した。
 書き写した。
 実によくできている。
 リーダーから次のリーダーへという人のつながりが形成しやすいシステムだ。
 (「規約」の中味の詳細は、この号では割愛する。)

◆(5)皮肉ではなく、PТAの前例主義の威力
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(5)前例主義の威力。
 前年踏襲、前例主義、常に批判のマトになっている。
 だから、皮肉っぽく聞こえるかもしれないが、「前例主義」はPTAの魅力だ。
 PTA会員の在籍期間は、小学校で6年、中学校で3年と短い。
 Pにとっても、またTにとっても、「前例」どおりこなせるようになるのがせいいっぱいだ。
 変革を……と思ったところで「卒業」だ。
 こんなモン、やめてしまえ……と思ったところで転勤だ。
 よくいわれるようにマンネリ化というマイナス面をもっている。
 しかし、反面、とんでもなくシンドイものでも、途絶えることなく受け継ぎ、大きな成果をあげるというプラス面ももっている。
 続・すこやかみなみネット=地域教育コミュニティーの「中核エネルギー」でありつづけることなどは、とんでもなくシンドイことである。
 でも、PTAなら、多少の困難はあっても「まずわたしが歩く」「わたしは歩きつづける」と100年、守りつづけてくれるだろう。

 以上、(1)〜(5)、粗く、教育コミュニティーの中核にPTAを選択する理由だ。

 ただ、この話は、あくまでも設計段階の、こちらからの一方的な話だ。
 PТAがこれを二つ返事で引き受けるとはとても思えない。
 予想通り、第1回の小・中合同のPTA総務委員会では議論紛糾、「事件」が起こってしまった。

 本号はこれで終わる。
 前にも言ったように、夏休みの終了まで、経営の重点(1)=〈学びの喜びと確かな学力の保証をめざし、知的で楽しい授業を創る基礎・基本の修業を徹底する〉 (2)=〈学校・家庭・地域が協働できる教育システムづくりをめざし、小・中PTAを核に続・すこネット事業を推進する〉のうち、(2)についてのみ、毎日、語りつづける。
 ひょっとしたら「事件」についても語るチャンスがあるかもしれない。

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★画像=続・すこやかみなみネットの環境サポータークラブの活動。

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続・すこ通信
07.27
DAKA郵便書簡
★2016/07/27(水)00:00



【続・すこやかみなみネット通信】
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★学校・家庭・地域の個人や団体という、校区(註1)の教育を構成する点と点と点……とのあいだに、つながりを創りだし、それぞれの教育がバランスよく行われる教育環境をつくろうというのが、【続・すこやかみなみネット】の理念だ。

 その実現のためには、学校・家庭・地域の教育を総合的にとらえ、それぞれの活動や気持ちを、つながりのあるものにする、中核エネルギーが必要だ。

 歩く人が多くなれば、道ができる。
 でも、まず「最初に歩く人」がいないと、なにもはじまらない。
 多少の困難はあっても、「まず、わたしが歩く」「わたしは歩きつづける」という人物=「中核エネルギー」が必要だ。

 すばらしい実践の裏には、必ずこの「中核エネルギー」が存在する。
 中核エネルギーの質がネットワークの質を決定する。 

★「中核エネルギー」の候補として、行政、学校、地域の有志、PTA等々……、いくつか考えられる。

 消去法で、僕らが、いちばん先に排除したのは「学校」だ。
 学校は確かに中核エネルギーとしての能力を有している。
 十分すぎるくらい有している。

 しかし、現在の教育危機を招いた元凶は、その学校の教育独占体制(学校の教育丸抱え体制)なのではないか?
 「なんでも学校」、家庭もそう思い、地域もそう思い、教師自身もそう思いこむ体制。
 これが、家庭や地域の教育力を弱めた。
 学校と家庭と地域の教育のバランスを崩してしまった。

 その学校が「中核エネルギー」としての役割を担い、機能しはじめると、バランスがさらに悪くなるのは、目にみえている。

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 周囲を見回すと、こういうたぐいの実践が少なくない。
 たとえば、こういう言い回しに気をつけなくてはいけない。
 「もう一度地域の人が結集するシンボルとしての学校を見直そう」(文部科学省生涯学習政策局)。
 あるいは、こういう言い回しにも気をつけなくてはいけない。
 「さまざまなネットワーク活動を意図的に立ち上げて社会のつながりをつけ直すことが必要だと思う。そのためのひとつの有効な方法として、いい学校をみなで作ろうということを目指した、学校を拠点とした地域と学校の連携を深めるネットワーク活動がある」(金子郁容氏)
 発想がメチャクチャだ。
 教育危機に対する歴史的理解が欠落している。
 こういうことでは、100年たっても日本における「学校の教育丸抱え体制」は変わらない。

★いったん抱え込んだ荷を、抱え込んだ側が「これは家庭で分担を」「これは地域で分担を」という旗振り役が果たせるか?
 戦術的にきわめてマズイ。
 「そんなこと(部活動・校区巡回等々)は、どこの学校でもやっていることではないのか?」「この学校の教職員はやる気がないのか?」と罵倒されるのがオチだ。

 さらに、もう一点。
 僕は「学校は中核エネルギーとしての能力を十分すぎるくらい有している」といった。
 でも、そう思いたいだけなのかもしれない。
 学校は今、抱え込みすぎてパンク状態だ。
 パンクして、学校、家庭と同様に、いや、それ以上に、教育力を低下させている。
 そこに、本気で、この「中核機能」まで抱え込めば、まちがいなく機能不全に陥るだろう。

★次に排除したのが、「行政」だ。
 戦後、行政主導で、星の数ほど、社会教育団体が誕生した。
 しかし、行政にオンブに抱っこの社会教育団体をいくらつくっても日本社会は変わらなかった。(社会教育団体が全部ダメ……といっているのでは決してない。有益な団体も多い。念のために。)
 これには説明はいらないだろう。
 敗戦後、日本の社会教育失敗の最大の原因がここ(「行政にオンブに抱っこ」)にあるといっていい。

★ここで、残ったのが「地域」と「PTA」だ。
 この号は、ここで閉じる。
 つづきは、「教育コミュニティーの中核エネルギー論2」で述べる。

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☆校区(註1)
 人口=12000人
 世帯数=4400世帯
 エリア=南北2キロ、東西2キロ
 3地区(3連合町内)
 小学校1=児童600人
 中学校1=生徒400人
 人口はやや減少傾向、逆に世帯数は増加傾向、また高齢化率は20%である。


続・すこ通信
07.26
DAKA郵便書簡
★2016/07/26(火)14:08
 昨日から新型「通信」の作り方を練習。
 サアッと1000字ほど書く、真ん中あたりに包丁を入れる、前500字と後500字にはさらに適当に切れ目を入れて……という具合に。
 砂糖加減、胡椒と辛子のきかせ方等はまだこれからだ。
 チョイチョイと、毎日、毎日「これが僕の商売だ」と発行できるくらい修業するつもり(‖ ̄■ ̄‖)。



【続・すこやかみなみネット通信】
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★〈昨日の記事=「★学校はピンチ、部活動もたいへん、だから支援してやろう、応援してやろうという発想では何も変わらない」のつづき〉

★学校が抱えている荷のなかで、家庭が引き受けるべきは家庭に、地域が引き受けるべきは地域に……と、適切に分担することにより、学校の本来の教育活動が充実する。
 同時に、分担することにより家庭も生き返る。
 地域も生き返る(註1)。

 【続・すこやかみなみネット】は、学校・家庭・地域、それぞれの教育のバランスが取れ、それぞれの教育が充実する状態を目指す、学校・家庭・地域ネットである。
 教育コミュニティ(=子どもの生活圏である中学校区を基盤として、地域・家庭・学校が有機的に結びついているコミュニティ)づくりである。

 だから、「もう一度地域の人が結集するシンボルとしての学校を見直そう」(文部科学省生涯学習政策局)とか、「……さまざまなネットワーク活動を意図的に立ち上げて社会のつながりをつけ直すことが必要だと思う。そのためのひとつの有効な方法として、いい学校をみなで作ろうということを目指した、学校を拠点とした地域と学校の連携を深めるネットワーク活動がある」(金子郁容氏)という思想とは、(「絶対に」とまではいわないが、それに近いくらい)あいいれないものがある。

★くりかえしになるが、【続・すこやかみなみネット】は究極のカタチとして、学校・家庭・地域、それぞれの教育のバランスがよい状態を追い求める。
 学校の荷はそのままに……という連携(=支援タイプ)や、学校を拠点にした連携という発想はとらない。

 学校・家庭・地域のバランスがよくなれば日本の教育はまだまだよくなる。
 日本の公立学校には力がある。
 家庭もそうだ。
 地域もそうだ。
 ただ、今、バランスが悪いだけなのだ。
 バランスがよくなれば、日本はまだまだ大丈夫だ。
 逆にバランスが悪いままだと、なにをやっても効果はあがらない。

 今、やっている連携事業が、学校・家庭・地域、それぞれの教育のバランスをよくすることに結びついているかどうかを絶えず点検する必要がある。
 大切な「チェックポイント」である。

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★ちなみに、「学校拠点主義」かどうかを見分ける簡単な方法がある。
 そのネットワーク事業の中核になっているエネルギー(註2)がどこにあるかを点検すればいいのだ。

 僕らは、各地で展開されている、いろいろな連携事業を取材する。
 そのとき、必ず確認する。

 「会議の招集はだれが決めるのですか?」
 「だれがメンバーに連絡をとるのですか?」
 「会場はだれがセットするのですか?」
 「このプリントはだれが作ったのですか?」
 「会計はだれがやっているのですか?」等とたずねる。

 「ぜんぶ教頭」という回答が返ってくることがある。
 「役所の職員」というのもある。
 文科省「学校支援地域本部事業」関連の「地域コーディネーター」(例=謝金800 円/h)が一手に引き受けているという場合もある。
 これらはまずアウトである。 

 「実施要項」や「会則」に「事務局には事務局長を置き教頭をもってこれに充てる」というようなことが書いてあると、ガッカリする(‖ ̄■ ̄‖)。

★話は少しそれるが、日本の社会教育の失敗も、これに似ている。
 戦後、たくさんの社会教育団体が発足した。
 そのとき、事務局に役所の職員を充てた例が相当ある。
 これがまずかった。
 歴史はくり返す。
 よほど気をつけなければ……。

☆註1=もちろん、学校側の判断のみで無制限にダムの水を放流するように丸抱え体制を解除することはできない。
 大混乱が目に見えている。
 抱えている側の、慎重なコーディネーター機能(調整)、あるいはアウトソーシング計画が求められる。
☆註2=連携・強力には中核エネルギーが必要だ。中核エネルギーがネットワークの質を決定する。(詳細は別記事で後日、述べることにする。)

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★画像=夜のDAKA古書店跡の一隅。


続・すこ通信
07.25
DAKA郵便書簡
★2016/07/25(月)00:01



【続・すこやかみなみネット通信】
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★日本の教育危機の元凶は、【なんでも学校!】体制、【なんでも学校!】意識にある。

 家庭もそう思い、地域もそう思い、行政もそう思い、マスコミもそう思い、なんと教師自身までもがそう思い込む体制。
 僕はこれを【学校の教育丸抱え体制】、あるいは【学校の教育独占体制】と呼んでいる。

 学校が抱え込むから(←「部活動」がその典型例)、当然、家庭の教育力は低下する。
 地域の教育力も低下する。
 そして、抱え込みすぎた学校自体も身動きが取れず、パンクし、極端に教育力を低下させる。
 学校の教育、家庭の教育、地域の教育のバランスが大きく崩れ、三者の教育力が著しく低下し、教育危機に至る。
 最悪のスパイラル。
 何十年たっても、日本の教育は、ここからなかなか抜け出せないのだ。

 ま、夏休みは、これを改める絶好の――とはいえないまでも、ちょっとした(^_-)-☆――チャンスである。

 そこで、本【続・すこやかみなみネット通信】でも、夏休みいっぱい、特集「最悪のスパイラル脱出作戦」を組むことにした。

     

★本・通信名でもある僕らの【続・すこやかみなみネット】がめざす「究極のカタチ」――
 これを、まず、学校支援地域本部事業やコミュニティスクール・地域運営学校、あるいは、放課後子ども教室推進事業等との「違い」を鮮明にすることによって明らかにしたい。

 学校支援地域本部事業等、今、僕が例示した事業に共通するのは、学校を地域や家庭で支援する(=学校は苦しそうだから、支援してやろう、応援してやろう)という発想である。
 たとえば「子どもの環境は、情報化、価値の多様化も含めてどんどん変化しており、学校はこれまで以上にさまざまな課題を抱えるようになっています。学校の負担を軽減するために、地域の力を借りて学校を支援していくことが求められています」(文部科学省生涯学習政策局)という言い回しだ。

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★だが、はっきりいっておくが、僕らは「学校の負担を軽減するために、地域の力を借りて学校を支援」してもらおうと考えたことは(あるいは、願ったことは)、これまで一度もない。

 「最悪のスパイラル脱出作戦」には、粗く、【2つの発想】がある。

 【1】ひとつは【支援タイプ】=「学校が多くの荷を抱え、苦しそうだから、家庭や地域で支援してやろう、応援してやろう」という発想。

 【2】もうひとつは【分担タイプ】=「学校が多くの荷を抱え、苦しそうだから、家庭が引き受けるべきは家庭に、地域が引き受けるべきは地域に、適切に分担しよう」という発想。

 2つは似て非なる発想である。

 「支援」も「分担」も連携だから、一見、似ている。
 しかし、【支援タイプ】は学校が荷を抱えたままであるのに対して、【分担タイプ】はこれを改めようとする。

★この違いを区別することが大切である。
 学校が抱えている荷をそのままにして、「たいへんでしょう。だから、支援してさしあげましょう」という、いわば「そのまま、ずっと100年、抱え込んでいろ」的な発想では、事態の好転は、ほとんど期待できない。

 今の文科省の改善案も、少し前になったが、部活動改善に関する大阪市の民間委託構想も、すべて【支援タイプ】(100年、抱え込んでいろ)にとどまっている。
 くどいようだが、くりかえす――これでは何も変わらない。(つづく)

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★画像=早朝の根城城址公園にて。









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