漢方 江陽堂八綱薬局 (こうようどうはっこう) 八戸市江陽五丁目9-28 TEL.0178-44-6240
中医学(漢方)について
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中医学(漢方)について
漢方の江陽堂八綱薬局は主に中医学(中医理論)を使ってあなたの体調に関するお悩みにお応えします。
毎日の生活の中で何となく調子が悪い。
手足が冷える、頭が重い、腰が重だるい、膝が重だるい、食欲がない、お腹が空かないけど食べてる、すぐに軟便になる、何か眠れない、眠れるけれど翌朝すっきりしない、どうというわけでもなくイライラする、何かため息がでる、
病院に行っても何も問題ないよと言われるけど何か調子が良くない。
自分は困っているんだけど・・・。
これらの症状は中医学では未病といって(病気にはなっていないが健康ではない状態)中医学の得意とするところです。
この何となく調子の悪い状態、放っておくと病気になってしまうかもしれません。
そうなる前に早目に手当てすることが大事です。
中医学と漢方は同じ意味と考えてよいと思います。
ただし、「日本漢方」又は「和漢」とは異なるものです。
中医学の元は約4000年前の中国で発祥し「陰陽学説」と「五行学説」の古代中国哲学を基礎に長い年月の臨床経験と理論に基づいて現代まで発展してきた中国の伝統医学です。
日本漢方又は和漢は紀元220年頃に張仲景によって編さんされた「傷寒雑病論」が7世紀頃遣隋使遣唐使によって日本にもたらされました。
その後、日本で独自の発展をとげ中医学とは別のものとなりました。
1.整体観
中国の古代思想で人は自然の一部で人と自然の調和のうえに成り立っているという考え方です。
ですので、人体は自然の変化の影響を受けます。
四季の変化や気候の変化、各地の異なった風土や生活習慣。
特に日本は縦に細長い国ですので同じ四季でも北海道と沖縄では異なったものになります。
そのため地方によって起こしやすい症状が違ってきますので治し方もその土地に合った方法になります。
また、人体の各部は各々密接につながり互いに助けたり抑制したりしながら調和をとっています。
そのため、調和の歪みが各症状となって表れると考え歪みを戻す(バランスをとる)ようにします。
2.弁証論治
聞いたことがない言葉だと思います。
この言葉の意味は、
弁は見分ける
証は症状
論は論考する
治は治す方法
です。
なので、今、目の前にある症状を鑑別して良くする方法を考えるという意味です。
そこで、良くする方法を決めるために「四診」という方法を用います。
四診とは望診、聞診、問診、切診の四つで、
望診は、顔色、皮膚の色、舌の状態、体格、動き方など目で確認できる情報を集めます。
聞診は、話し声、咳の音、臭いなど視覚以外の感覚で情報を集めます。
問診は、相手に状態をたずねることで症状を把握したり原因を探ります。
切診は、脈をみることで状態を把握します。(ちなみに、私は切診は使いません。中医学の教科書では望、聞、問、切、全ての情報で判断すると書いてありますが、私はかつて四診の優先順位は、
望>聞>問>切の順と習いました。)
四診の情報を使って状態を判定し(弁証)判定の結果を基に良くする方法を決めます(論治)
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