H22年度の山車

里見八犬伝

(さとみ はっけんでん)

◆解説

江戸時代に滝沢馬琴によって書かれた長編読物【南総里見八犬伝】は多くの人に読み継がれ今日まで人気を博しています。仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌の文字が浮かび上がる不思議な玉を持つ縁で出会い、お互いに力を合わせ里見のため孤軍奮闘する若き剣士達の物語です。

◆物語
事の発端は次のような事からはじまりました。
里見の城主義里は安西景連との戦で苦戦し、城に立てこもっておりました。
ある日、かたわらにいる愛犬 八房に「もし、敵将景連の首を取ってきたら何でも望の物をやろう。エサでも金銀財宝でも…なんならお前の好きな娘 伏姫を嫁にやろう」と戯れ言を言いました。
するとその夜、何と八房は本当に景連の首をくわえて戻ってきたではありませんか。
八房の働きによって里見軍は逆転勝利しました。
しかし、その話を聞いた伏姫は、たとえ犬とはいえ一度約束したことをやぶるわけには行かぬと、自ら八房を連れ山のほこらにこもってしまいました。
許嫁の金碗大輔は姫を連れ戻そうと後を追いかけ鉄砲で八房を撃ち取ります。
しかし八房を貫いた玉は誤って姫をも傷つけてしまいました。
従順名犬八房の気を感じ、解任したことに気がついた伏姫は身の純潔を証するため、金碗大輔の前で自害してしまいました。姫が死を迎えると姫の持つ数珠がはじけ八つの珠が四方八方の空の彼方へ飛び散って行きました。

やがて体のどこかしらに牡丹のようなアザを持ち、不思議な文字の浮き出る玉を持つ剣士達は、いろいろな出会いをし、自ら同じ玉で結ばれた兄弟であることを知り、力を合わせいろいろな困難を乗り越え里見の家をもり立てたということです。

 

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