H20年度の山車

真説 竹取物語

(しんせつ たけとりものがたり)

◆解説
日本の代表的なおとぎ話の一つ「竹取物語」 かぐや姫のお話です。

◆物語
 ある日、竹取りの翁が竹林で根元が光り輝く竹を見つけました。切ってみると中から可愛らしい女の子が出て来て、「かぐや姫」と名付け大事に育てる事にしました。その日から竹の中から黄金が出て来る日が続き、翁夫婦はたいそう豊かになりました。
 翁が見つけた小さな子供は三月程でこの世のものとは思えぬほど美しい姫に育ちました。その噂はすぐに広まり、五人の公達が姫に結婚をしたいと願い出ます。姫は五人の公達に条件として難題を出し、それをかなえたものと結婚すると伝えました。
石作皇子(いしつくりのみこ)には仏の御石鉢(ほとけのみいしばち)
車持皇子(くるまもちのみこ)には蓬莱の玉の枝(ほうらいのたまのえだ)
右大臣阿部御主人(うだいじん あべのみむらじ)には火鼠の皮衣(ひねずみのかわぎぬ)
大納言大伴御行(だいなごん おおとものみゆき)には竜の首の玉
中納言石上麻呂(ちゅうなごん いそのかみまろ)には燕の子安貝(つばめのこやすがい)
をそれぞれ取ってこさせるというものでした。
 公達は色々手を尽くし姫の難題に答えようとしましたが、誰一人としてかなえる者はありませんでした。
そんな様が時の帝に伝わり、帝が会いたがったが姫はいっこうに会おうとしませんでした。そうしてるうちに姫は月を見て物思いに耽るようになりました。翁が訪ねると「自分はこの国の者ではなく月の都の人であり、八月の十五日に月に返らねばなりません。」
 それを知った帝は月へは返さぬと姫のもとへ多くの軍勢を送り館を守り固めました。
 そして当日、空から月の使者が雲に乗って現れると勇ましい武者達は何も出来ないまま姫は返って行きました。別れの時に かぐや姫は帝に不死の薬と手紙を渡しました。しかし帝は「かぐや姫がいなくなった今、不老不死の薬など何の意味などあろうか」と、調の岩笠(つきのいわかさ)という者に命じ、駿河の国の高い山の上で燃やしてしまいました。
 それからその山は【不死の山】(ふしのやま)後に「富士の山」と呼ばれ、その時の煙が未だ立ち上っているという事です。

 

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